➓ 電気自動車に乗り換える⓫ 声を上げよう・冷暖房などは必要な時だけつける。・冷暖房の設定温度を適切にする。・LED電球や省エネタイプの電化製品に取り替える。・乾燥機の使用を減らし、干して乾燥させてエネルギー消費量を減らす。・誰もいない部屋の電気を消す。・使わない電化製品は、主電源を切り、コンセントからプラグを抜いておく。・ 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない。無駄に開け閉めしない。開けている・ 生ごみなどの水切りを十分に行う。生ごみの約8割が水分です。水切りするだけで、家庭ごみを減量。さらに水分が減ることで効率よく焼却でき、排出されるCO2を減らすことができます。・ごみの分別を行う。分別をすることでリサイクルができます。・電子レンジで物を温める時にラップの代わりになるシリコン蓋などを使う。・マイボトルを使用する。ペットボトルの購入が減り、金銭的な節約にもなります。・お風呂でシャワーを出しっぱなしにしない。・歯磨きの間、水道水を出しっぱなしにしない。・トイレの大小を使い分ける。時間は短くする。・使い古した衣類やタオルを雑巾にして使う。・掃除機を使う回数を減らして、ほうきを使う。・詰め替えの商品を買う。・ マイバッグを持参して不要なレジ袋や過剰な包装は断る。レジ袋などのプラスチック製品は、製造するときだけでなく、焼却するときにもCO₂が排出されてしまいます。・ 自分が住む地域で作られた食材を選ぶ。輸送などで排出される二酸化炭素が削減できます。野菜や果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類、種子の摂取量を増やし、肉や乳製品を減らすと環境への影響を大幅に軽減できます。一般に、植物性食品の生産による温室効果ガスの排出はより少なく、必要なエネルギーや土地、水の量も少なくなります。最近は植物性由来の大豆ミートも人気があるようです。参考:国連広報センター・使いきれないほどの食材を買わないようにしましょう。・食べられる量だけ注文しましょう。※1:令和2年度推計(農林水産省・環境省)私たちが購入する電子機器や衣類などは、原材料の抽出から製品の製造、市場への輸送まで、生産の各時点で炭素を排出します。買う物を減らし、中古品を購入し、修理できるものは修理し、リサイクルして地球の気候を守りましょう。自宅のエネルギー源が石油、石炭、ガスのどれなのかを確認し、風力や太陽光などの再生可能エネルギー源へのプランへの切り替えも検討してみましょう。世界中の道路が車であふれ返り、そのほとんどが軽油やガソリンを燃焼させています。自動車に乗る代わりに徒歩や自転車で移動すれば、温室効果ガスの排出が削減され、健康と体力の増進に役立ちます。移動距離が長いときは列車やバスの利用を検討しましょう。また、自動車は可能な限り相乗りで利用しましょう。自動車の購入を予定しているなら、電気自動車を検討してみましょう。様々なモデルが市場にますます多く出回っています。電気自動車はガソリン車やディーゼル車より大気汚染の軽減に役立ち、温室効果ガスの排出量が大幅に削減されます。声を上げて、他の人たちにも行動に参加してもらいましょう。声を上げることが、変化をもたらす最も手っ取り早く、最も効果的な方法の一つです。あなたの隣人や同僚、友人、家族と話してみましょう。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。食品ロスを削減することでごみの量を減らすことができます。日本では、食べられるのに捨てられる「食品ロス」の量は年間522万トン(※1)と推計されています。埋め立て地で食品が腐敗すると、強力な温室効果ガスの一種であるメタンガスが発生します。これらの食材が我々の手元に届くまでには、畜産、酪農、漁業や農業などだけではなく、運送業、卸業、小売業に従事されている人達のお世話になっているのです。食料を廃棄すると使った資源やエネルギーも無駄になります。私たちは肉、魚、野菜などの生き物の命をいただいて生きています。食べ残すという行為は、生き物の命を粗末にすることになります。・ 買物をする際、期限までより長いものを買おうと棚の奥から商品を選ばず、すぐ使う食品は期限が近い商品から選びましょう。期限が切れてしまうと、お店は返品や廃棄をしてしまうので、お店での食品ロスが発生してしまいます。私たちが使用する電力や熱の大部分は、石炭や石油、ガスを燃料としています。水を浄水場できれいにして各家庭に運ぶために、大量のエネルギーを使用おり、節水は地球温暖化の防止にもつながります。100JSBA YEARBOOK 2024ACT NOW!❶ 家庭での節電❷ 節水❸ 掃除をするとき❹ 買い物のとき❺ 野菜をもっと多く食べる❻ 食品ロスを減らす❼ リデュース、リユース、リペア、リサイクル❽ 家庭のエネルギー源を変える❾ 徒歩や自転車で移動、公共交通機関を利用ひとりひとりの取り組みが大切地球温暖化への負担軽減に向けて、あなたにも今日からできることがあるのです。小さなことからコツコツと、身近なことから始めてみましょう。一人の影響は小さくても、みんなの行動や取り組みによって環境への負担を軽減させることができます。
元のページ ../index.html#102